家族みんなが自然と集まる広いリビングをつくりたいと思ったのが、家づくりのきっかけです。芦野組にもとことんつき合っていただきながら、約1年半かけて間取りを検討し、リビングを中心に各部屋がゆるやかにつながる空間にこだわりました。1階にいても、吹き抜けを通して2階のフリースペースや寝室にいる子どもたちの様子を感じられるようになりました。家族と過ごす時間や会話がこれまで以上に増え、とても幸せです。
住まいの実例
吹き抜けのあるリビングが家族をやわらかくつなぐ 優しい間取りの子育て住宅
コメント・お客様の声・DATA
薪ストーブのある土間とダイニング、キッチンが一体となった空間。カラマツの床が空間全体に温かみを添える。リビングの大きな開口部にはバーチカルブラインドを採用し、光をやわらかく取り込みながら整った空間を演出している

ショールームで実際に見て選んだというキッチンタイルは、デザイン性と掃除のしやすさを兼ね備えている

飽きのこないシンプルさが魅力の「Dovre(ドブレ)」の薪ストーブ。家全体を効率よく暖め、燃料消費も最小限で家計に優しい

土間に設けた薪ストーブの奥にダイニングとキッチンが続き、吹き抜けを介して2階ともつながる住まいの中心空間。トドマツ板張りの勾配天井が、温かみと心地よい広がりをもたらしている

3人兄妹の共有の遊び場として使われている2階フリースペース。将来の個室利用も見据え、柱やスイッチの位置を調整した

寝室はシンプルにまとめた安らぎのある空間。景色を切り取る横長窓と吹き抜けにつながる小窓から、やわらかな光が射し込む

2階ホールには造作カウンターと収納棚を設置。奥さんの作業台や子どもの勉強スペースとして日常的に活用されている

ハイサイドライトから自然光を取り込む洗面スペース。掃除のしやすさに配慮し、壁付け水栓を設けた

シューズクロークは水まわりへもスムーズにアクセスできる動線を計画。棚などは奥さんがDIYで整えている途中だという

屋根勾配などを地域の基準に合わせて計画した外観。道南スギ横張りの外壁が東川町の風景と調和する落ち着いたたたずまい
コメント
住宅雑誌Replan152号 掲載物件
お客様の声
建築データ
構造規模/木造(新在来工法)・2階建て
延床面積/108.88㎡(約33坪)
<主な外部仕上げ> 屋根/アスファルトシングル、外壁/道南スギ横張、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:樹脂サッシ(トリプルガラス)
<主な内部仕上げ> 床/カラマツフローリング、壁/珪藻土 一部クロス、天井/珪藻土・合板リブ
<断熱仕様 充填断熱+付加断熱> 基礎/ビーズ法ポリスチレンフォーム180㎜、土間下/ビーズ法ポリスチレンフォーム50㎜、壁/高性能グラスウール16㎏105㎜+210㎜、屋根/ネットブローイング26㎏391㎜
<暖房方式> 薪ストーブ・床暖房
<冷房方式> エアコン
札幌で暮らしていたNさんご夫妻は、将来の家づくりを見据え、奥さんの実家がある旭川へ移住。土地探しを進める中で出会ったのが東川町でした。地下水で暮らせることや土地の広さに魅力を感じ、この地で家を建てることを決めたといいます。 新築を芦野組に依頼した理由について、Nさんは「モデルルームを見学した際、高い断熱・気密性能による快適さに加え、素材そのものの暖かさを実感できたことが決め手でした」と、振り返ります。
プランづくりでは、家族が自然と顔を合わせられる間取りになるよう検討を重ねました。壁や廊下を可能な限り取り払い、家全体に一体感を持たせた設計に。住まいの中心には吹き抜けのあるリビングを配置し、階段もリビングを通る動線としました。さらに、玄関から衣類収納へ直接つながる動線を設け、帰宅後すぐに片付けや着替えができるようにしています。日常の動きやすさと、どこにいても家族の気配が伝わる住まいを目指しました。
長い構想期間を経て、2026年1月に完成した新居で、Nさんご一家の暮らしが始まりました。玄関を入ると、床暖房を備えた土間と薪ストーブが出迎え、吹き抜けが室内に明るさと開放感をもたらしています。「床暖房だけで過ごせる日も多く、快適です」とNさん。奥さんも「陽の光で表情が変わる珪藻土の壁が気に入っています」と話します。
土間からつながるリビングは、カラマツの床材がやわらかな足触りで心地よさを引き立てています。針葉樹なので傷はつきやすいものの、木目や節に紛れて目立ちにくく、子どもたちものびのびと過ごしています。「思い描いていたとおりのリビングが出来ました」と、満足そうなNさんご夫妻。
2階にはNさんの書斎と寝室、フリースペースを配置。奥さんの「部屋にこもらず、兄妹が仲良く過ごせるように」という想いから、フリースペースは現在3人兄妹の共有の遊び場として使用。将来的には仕切りを設けて個室としても使えるよう設計しています。家族の成長やライフスタイルの変化に合わせ、長く快適に過ごせる住まいとなりました。