薪ストーブへの憧れはあったものの、現実的に考えると、寒さや手入れの大変さという点で不安もあったのが正直なところでした。しかし、薪ストーブの施工経験が豊富な芦野組のオープンハウスを訪れて、その概念が一気に覆りました。芦野組の家はとにかく暖かいし、デザインも素敵で、さらに機能性まで兼ね備えていたんです。新居での冬はまだ経験していませんが、春先の雪の残る時期でもまったく寒さを感じることなく過ごすことができました。
住まいの実例
家族団らんの時間を叶える 木の温もりあふれる平屋
コメント・お客様の声・DATA
玄関を開けると薪ストーブが出迎えてくれる。芦野組は薪ストーブ選びもサポートしてくれるので安心。LDKは勾配のある屋根なりのリブ天井が空間を広く見せてくれる。規格サイズの中では最大のサッシを庭側全面に設け、開放感も抜群

夫婦そろって料理をすることも多いというIさんご夫妻。キッチンは壁付けにすることで空間にゆとりをもたせた

ソファに座ったときに、薪ストーブとプロジェクター投影用の壁の両方が視界に入るように設計されたリビング

プロジェクター投影用の壁の後ろは本棚兼収納スペースに。子どもが大きくなったときのことを考え、玄関から子ども部屋に直行する際の目隠しにもなっている

廊下から寝室方向を見る。寝室は奥さんの希望でほかの部屋より天井を低めに設定し、落ち着きのある空間を実現した

三面鏡ではなく、一枚鏡にすることですっきりとした印象に。洗面スペースの脇にはウォークインクローゼットを設けた

ランドリールームには洗濯物を畳んだり、アイロンがけができたりする造作の棚を設置し、洗濯の効率化を図った

右はキッチンのパントリー、左はシューズクロークにつながる玄関。土間には床暖房も入っているため冬でも暖か

段違いの屋根が印象的な道南スギ板張りの外観。カーポートも造作で統一感のある佇まいに

ウッドデッキは薪ストーブのあるリビングとつながっているため、薪の搬入もスムーズ
コメント
住宅雑誌Replan149号 掲載物件
お客様の声
建築データ
構造規模/木造(新在来工法)・平屋建て
延床面積/107.65㎡(約32坪)
<主な外部仕上げ> 屋根/アスファルトシングル、外壁/道南スギ板張、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:樹脂サッシ(トリプルガラス)
<主な内部仕上げ> 床/カラマツフローリング、壁/珪藻土、天井/珪藻土・合板リブ
<断熱仕様 充填断熱+付加断熱> 基礎/ビーズ法ポリスチレンフォーム180㎜、土間/ビーズ法ポリスチレンフォーム50㎜、壁/高性能グラスウール16㎏105㎜+210㎜、屋根/吹込用グラスウール26㎏391㎜
<暖房方式> 薪ストーブ・床暖房
<冷房方式> エアコン
2人目の子どもが生まれるタイミングでマイホーム取得を検討し始めたIさんご夫妻。もともと東神楽町に住んでいたこともあり、芦野組の住宅はよく目にしていたそう。「家を建てることが決まり、真っ先に頭に浮かんだのは同社でした」。
すぐにオープンハウスを見学。「訪れたのがちょうど冬の時期だったんです。薪ストーブのある家に住むのが夢だったので、オープンハウスで実際に薪ストーブがある暮らしに触れて、芦野組の家の暖かさを感じたことで、よりお願いしたい気持ちが強くなりました」とIさん。
それから1年後、東川町に分譲地が出ることを知ったIさんご夫妻は、いよいよ本格的に家づくりをスタートさせます。2人の子どもにそれぞれの部屋をつくることに加え、Iさんはプロジェクター投影用の大きな壁と薪ストーブを設けること、奥さんは子どもが巣立った後のことを考えて平屋にしたいという希望を芦野組に伝えました。
2025年4月に完成したIさんご家族の新居は、約32坪の空間に、家族が集う場所と個々の場所をしっかり確保した木の温もりあふれる住まい。
薪ストーブを家の中央に据え、ほとんどの時間を過ごすリビングにプロジェクター投影用の壁が設けられました。さまざまな実績のある芦野組でもプロジェクターありきの設計は初めての経験でしたが、完成後に行われたオープンハウスでも評判は上々だったといいます。「高い勾配天井のおかげで音響もとてもいいんです。今は難しいですが、子どもが大きくなって時間ができたらゆっくり映画でも見たいですね」と、Iさんは嬉しそうに話します。
キッチンは壁付けとし、プロジェクター投影用の壁の後ろには小物や本を収納するスペースをつくったことで、子育てファミリーの家とは思えないほど広々としたLDKに。子どもたちは念願の自分の部屋に大喜びです。「初めにお伝えした予算の中で、すべての要望を期待以上に叶えてもらいました。薪ストーブの火を眺めながら過ごす冬が今から待ちきれません」。