住まいの実例
モデルハウスで体感する 「呼吸する家」の心地よさ
コメント・お客様の声・DATA平屋ならではの天井の高いリビング。これだけの大空間をつくれるのも、躯体の耐久性が高いからこそ。奥に見える床の間もある本格的な和室には、吊り押し入れやサッシの内側に障子戸をつけ二重にした地窓も設けた
リビング続きの寝室は、ユーティリティともつながっていて、回遊できる間取り
造作の洗面台と収納棚は使い勝手も抜群。上にはリビングにつながる採光窓
廊下を抜けて右側に配置されているキッチンは、壁向きでレンガをあしらい高級感がある雰囲気に。ダイニング兼作業テーブルが便利
ロフト付きの子ども部屋は、将来2部屋に区切ることも可能。それぞれに収納も設け機能的
ロフト部分も明るくするため、高い位置に採光窓を設置。子ども部屋全体に反射光がやわらかく回る
玄関から廊下、リビングまで一直線の抜け感が気持ち良い。天井の高さや廊下の幅も緻密に計算した
広い玄関ポーチは屋根付きで、雨や雪を気にせずカーポートへ行ける。外壁はオール木張り。天然成分の仕上げ剤を使っているので、自然な変化を楽しむことができる
コメント
住宅雑誌Replan124号 掲載物件
建築データ
構造規模/木造(新在来木造構法)・平屋建て
延床面積/116.99㎡(約35坪)
<主な外部仕上げ> 屋根/アスファルトシングル葺、外壁/道南スギ板張、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:樹脂サッシ(トリプルガラス)
<主な内部仕上げ> 床/ナラフローリング、壁・天井/珪藻土塗
<断熱仕様 充填断熱+付加断熱> 基礎/ビーズ法ポリスチレンフォーム180㎜、土間/ビーズ法ポリスチレンフォーム50㎜、壁/高性能グラスウール16㎏105㎜+210㎜、屋根/ロックウール吹込391㎜
<暖房方式> パネルヒーター・薪ストーブ
工事期間/平成30年7月〜平成31年1月(約6ヵ月)
旭川市の中でも住宅地として人気のエリアに、芦野組の素敵なモデルハウスがオープンしました。高い住宅性能と自然素材を使った「健やかで心地よい暮らし」をコンセプトに、旭川エリアで誠実な家づくりを進めてきた同社。注文住宅ならではの1棟1棟個性が異なる家が生まれています。今回のモデルハウスにも家づくりのヒントが満載です。
このモデルハウスは一部ロフト仕様の平屋建てで、ナラの無垢フローリングをはじめ、得意とする木を使った造作も随所に見られます。「自然素材は何十年経ってもメンテナンスが効くんです。人工の部材は月日が経つと劣化するだけですが、自然素材は経年劣化も味になり、風合いとなります」と芦野社長。
壁の断熱の厚みは315㎜で、一般的には高水準の性能ですが、芦野組の家はほとんどがこの仕様です。そのおかげで、過不足のない均一な暖かさと湿度の心地よい室内環境が実現。まさにコンセプトである「呼吸する家」が体感できます。いつも以上にしっとりした空気感に驚いていると、「実は今回、全熱タイプの第1種換気を採用しています。第3種と比べると湿度が10%ほど高く、湿度が高ければ体感室温は高く感じる。実際、思った以上の効果が出ています」とその秘密を語ってくれました。
無垢の床の肌触りや風合い。広々とした吹き抜けの大空間。なにより、呼吸する家のなんとも言えない心地よさは、実際に訪れてみてわかるもの。芦野組の家づくりの一端を感じられるモデルハウスに足を運んでみませんか?