職場の一室に居候のような形で暮らしていたので、自宅という感覚が乏しく、自分が休みの日でも落ち着かないため、休日は自分の部屋にいないことが多かったんです。でも結婚を機に、そんな生活から脱しようと家を建てることになりました。建てるにあたって芦野組のオープンハウスをいくつか見学したのが、とても参考になりました。やはりモデルハウスよりも、実際に人が住む家を見るとヒントになります。性能はお任せしましたが、間取りから細かな部分まで、本当に使い勝手よく設計されていてびっくりしました。家を建ててからは仕事と生活をリセットして考えられるようになりました。今では休みの日にはゆっくりと家で過ごすことが増えましたね。
住まいの実例
プライベートを重視した 2階リビングのぬくもり空間
コメント・お客様の声・DATAキッチンもカウンターや壁の収納などを造作し、床とのつながりや木の統一感を出している
キッチンの床はお手入れもラクなタイル張りに。シンプルながら使い勝手は抜群
木張りの斜め天井とカバの無垢フローリングで木のぬくもりたっぷりなリビング
二人が並んで使える書斎スペース。ほどよい距離感を保てる半オープン式がいい
リビングから続く和室は客間として十分な広さ。壁はこだわりの藁入り珪藻土
1階は水まわりと寝室をまとめて、朝の身支度や就寝前の動線を便利に工夫して設計した
玄関には広い土間を設けて、奥に自転車やタイヤなどを収納できるスペースも
寝室部分は、部屋を最低限にして奥のウォークインクローゼットを広く取り効率的に
建物内に2台分の車庫も組み込み、冬の雪や雨にも濡れずに車に乗り込める構造
1階はモルタル、2階はトドマツ木張りの外壁。1階は窓を小さめにしプライバシーを考慮した
コメント
住宅雑誌Replan123号 掲載物件
お客様の声
建築データ
構造規模/木造(新在来木造構法)・2階建て
延床面積/179.38㎡(約54坪)
<主な外部仕上げ> 屋根/アスファルトシングル材、外壁/1F:モルタル・2F:トドマツ木板張、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:樹脂サッシ 一部木製サッシ
<主な内部仕上げ> 床/1F:カラマツフローリング・2F:カバフローリング、壁・天井/珪藻土
<断熱仕様 充填断熱+付加断熱> 基礎/ビーズ法ポリスチレンフォーム180㎜、壁/高性能グラスウール16㎏105㎜+105㎜+105㎜、天井/ロックウール吹込391㎜
<暖房方式> ガスセントラルヒーティング
工事期間/平成29年10月〜平成30年3月(約5ヵ月)
元々、職場の建物内の一室で寝泊まりしていたというHさん。結婚を機に、隣接する土地に家を新築することとなりました。地元旭川の工務店にお願いしようと、リプランや知人から評判を聞いていたのが芦野組でした。
「ちょうどオープンハウスをやっていたので見学したのですが、無垢材や塗り壁といった自然素材の雰囲気と、断熱や気密など性能面でもしっかりしていることが気に入りました。そして何より、芦野組の家づくりに対する熱意あふれる姿勢に、お任せしたいと思えたんです」と振り返ります。
両隣が保育園とHさんの職場という環境もあって、プライバシーを考慮してリビングは2階に。共働きで互いに仕事関係の勉強を家ですることも多いので、それぞれに書斎スペースも設けました。ただし、どこか空間がつながっていることを希望し、半オープンの形に収まったといいます。設計段階から造作ありきでプランニングされているため、テレビ台やキッチン収納など納まりもよく、雰囲気が統一され、気持ちいい空間となっています。
「ざっくりした要望を伝えただけで、よりよくなるいろんなアイデアを提案してくれるのがよかったです。家事室や収納の多さも、家事動線が考えられていてとても使いやすいんです」と奥さんも満足げです。以前は職住一緒で切り替えが難しかったHさんも、いまはリビングで仕事モードからくつろぎモードへと自然にシフトチェンジでき、生活にもメリハリがつきました。