住まいの実例
古材などの木をふんだんに使い 機能的な間取りで住みやすさアップ
コメント・お客様の声・DATAあえて襖などで仕切らなかったリビング続きの和室スペースは、古材の梁と琉球畳で空間分け
対面式のカウンターキッチンは、炊事しながらも家族と一緒にいられるので、ご主人や子どもとの会話が増えた
リビングには大きな窓を設け、明るく開放的に。無垢のカラマツを使ったフローリングがぬくもりある雰囲気
道南スギを使った印象的な1階部分。そのままカーポートと物置へつながり、一体感を出している
ご夫妻の寝室はクローゼットを挟んで和室の奥さんエリアとベッドのご主人エリアに分かれたユニークなスタイル
モノが取り出しやすい大容量の開架式収納棚と、その下にタオル掛けスペースを設けた機能的な造作洗面台
こだわった玄関土間は、奥のキッチンにつながる家事スペースに上がり口を設けて回遊式の動線になっている
2階に設けたフリースペースは普段は洗濯物を干すスペースとして利用
コメント
住宅雑誌Replan97号 掲載物件
建築データ
【構造規模】
木造(新在来木造構法)・2階建て
【延床面積】
住宅:129.18㎡(約39坪)・カーポート+アプローチ+物置:35.60㎡(約10坪)
【主な外部仕上げ】
屋根/ガルバリウム鋼板、外壁/1階:道南スギ・2階:モルタル下地テラコート、建具/玄関ドア:木製、窓:樹脂サッシ
【主な内部仕上げ】
床/カラマツフローリング、壁/珪藻土入塗壁、天井/ラーチ合板
【断熱仕様 充填断熱+付加断熱】
基礎/セルボード120㎜、壁/高性能グラスウール16kg100㎜+グラスウールボード32kg45㎜、屋根/ロックウール吹込280㎜
【暖房方式】
ガスセントラルヒーティング
工事期間/平成23年9月〜平成24年1月(約4ヵ月)
「実は芦野組さんを知ったのは7~8年前だったんです」と笑う奥さん。元々中古住宅を購入し、いつかは建て替えをと考えモデルハウスめぐりをしていた時にUさん夫妻が出会った芦野組。家はもちろん社長の人柄にも惚れ込み「家を建てるならここに」と決意しました。しかし1度プランを立ててもらったもののアクシデントがあり頓挫。2年を経てようやく実現することになりました。
「よく待ってくださったと思うんですよ。しかも2年の間にさらによいプランを考えてくださって、結果的には満足できる家に仕上がりました」
なるべく自然素材を使いたいこと、特にご主人の希望であった古材を使った梁は、LDKから続く仕切りのない和室の空間分けをするいいアクセントになっています。奥さんこだわりの動線は、キッチンから玄関土間へとつながる家事スペース。リビングを通らずに買物した物やゴミ袋が行き来できます。長年の付き合いになっただけあり、要望や好みを熟知した提案はきめ細かく、痒いところに手が届く設計です。「芦野さんは、メリットはもちろんデメリットも正直に話してくださるので、こちらも選択しやすいんです。図面を引いてからも要望を細かく取り入れてくれて、プロならではの目線でのアドバイスに、なるほどと思わされっぱなしでした」
新しい家になってから、家族で一緒に過ごす時間がとても楽しくなったそうです。